A Tension Please!!

残業禁止の会社員が色々やってみた

そうだ、副業しよう

こんにちは。

プロフィールにもある通り、僕は残業禁止部署に所属する副業OKな会社員です。

入社当時から一貫して残業禁止なので、年収は一年の始めにきっちり分かります。「今月は頑張ったなぁ」とか「残業頑張ったからケーキ買っちゃお♪」なんてことは全くありません。出張もほとんどありません。毎日同じ時間に家を出て同じ時間に帰ってきます。

こんな生活にあこがれる方もいるかもしれません。贅沢な悩みだと思う方もいるでしょう。でも、この生活を何年も続けてきて分かったことが1つあります。それは、「人生には変化と刺激が必要」だということです。

 

ヒマなのに鬱になっていく

毎日同じ生活を続けていると、その生活にどんどん慣れてきます。最初は大変だと思っていた夕食の準備もどんどん最適化され、手軽で美味しいメニューのレパートリーがどんどん増えていきます。掃除も洗濯も、自分のやり方が確立され、短時間で手際よくできるようになります。一つ一つの行動をとるときの刺激レベルがどんどん下がっていきます。そして、どんどん考えなくなります。考えなくても、だいたいのことは上手くできるようになってしまうのです。こうなると、次にどうなるか。僕の場合は、頭が悪くなっていくのをひしひしと感じました。集中力がなくなり、やる気がなくなり、物事を前向きにとらえられなくなっていきました。

一方で、どんどん自由時間は増えていきます。やる気が出ない状態なのに、時間だけはある。これは地獄です。どうやって時間をつぶせばいいのか。そうやってどんどんネガティブな状態に陥っていきました。

熱中できる趣味があればよかったのかもしれません。でも、僕にはそこまで熱中できる趣味はありませんでした。それに趣味にだってお金がかかります。残業もせずに趣味にお金を投じていては、すぐにお金が飛んでいってしまいます。自由時間はあるのにお金は使えない、やる気も出ない。地獄です。

こうなると、そもそも人生とは何なのか、自分は何をしたいのか、どんどん分からなくなってきます。もう鬱の一歩手前です。よく長時間労働で鬱になるという話は聞きますが、残業がなかったとしても鬱になってしまうのです。

 

そうだ、副業しよう

そんな半鬱状態から抜け出したい、という思いから出てきた考えが「副業」です。調べてみると、私の会社では、副業が禁止されていないようでした。最近では、ロート製薬が副業制度を導入したり、安倍内閣の働き方改革で副業が奨励されたりと、副業という考え方が一般的になってきましたが、僕はその少し前から副業という考え方に至っていたということになります。

やると決めたらやるのが僕の性分です。その日から、手探りながらいろいろ活動を始めました。何をしようか考えている間、しばらく感じていなかったワクワク感を感じていました。

副業業界(?)で活躍している方に西村創一朗さんがいます。詳しくは↓のブログをみていただければと思いますが、複業研究家という肩書きで活動されています。ポイントは「副業」ではなく、「複業」と書くことです。サブの仕事ではなく、本業を複数行うというイメージですね。彼は僕とちょうど同い年です。僕はまだまだ「副業」の域を出ていませんが、いつかは彼のように「複業」ができるようになりたいと思っています。

 

now-or-never.jp

 

具体的に行っていること

今のところ、僕が行っていることは、ハンドメイドショップの運営と家庭教師です。特にハンドメイドショップはもう2年以上やっていて、今ではそこそこ安定して売れるようになりました(まだまだ「副業」レベルですが)。今後は、具体的な取り組み内容をこのブログに書いていこうと思っています。